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キュア cure 単行本 – 2008/1/11
- 本の長さ345ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日2008/1/11
- ISBN-104022503483
- ISBN-13978-4022503480
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (2008/1/11)
- 発売日 : 2008/1/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 345ページ
- ISBN-10 : 4022503483
- ISBN-13 : 978-4022503480
- Amazon 売れ筋ランキング: - 821,661位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18,758位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
Randy Taguchi first began writing online in 1996 and soon attracted a large following in Japan, where she is sometimes referred to as the "Queen of the Internet." She is a popular and prolific author, whose work includes a busy blog, seventeen novels, two of which -- Outlet and Fujisan -- have been released in English to date, many short stories, and more than twenty essays. She is currently supporting the Fukushima Kid's Summer Camp program, helping children impacted by the 2011 earthquake, and she released a brief essay entitled "How Japan Made the Nuclear Choice" in reaction to the incident. Her latest work, Zazen Girl, was released in 2014.
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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又、同じ病気でも治療に専念する方ばかりでなく、いろんな考えで進む道を決めているというのも考えさせられました。
読み始めて、一気に読んでしまいました。
まだ世に認知されにくい摂理やスピリチュアルな部分についても感じさせられる部分もあり、とても共感を覚えました。
登場人物が魅力的な興味深い人物ばかりで、素晴らしかったです。
キュアに対する問いかけにどう答えを出すのかを問う小説です。
過去世の記憶らしきものに戻る主人公の斐川は旱魃、洪水など
人間性がむき出しになる飢饉の世界へと旅をします。
人々を救いたい一心で山伏に出会いい、なぜ救いたいのかと問われる。
「わからんだろう。それがオマエの業だからだ」
「業とはなんだ?」
「知りたければ、心の目で地獄をみるがよい」
山伏の円馳からの問いに斐川はどう答えを出すのか。
自然の法則とは何かも読者に問いかける内容です。
業ってところでなんなのだろう?と調べたら「ああ、そういうことか」
と納得しました。
たまたま手にとって読んだ本がキュアだったんですけど、
これも私の業だと思いました。
本書は現代西洋医学に含まれる矛盾、歪み、影の部分にスポットを当てる。エンターテイメントとしてもよくまとまっており、今後の医療のあるべき姿を問う力作となっている。
この「キュア」が最高傑作だと思います。
面白かった。揺さぶられた。考えさせられた。唸った。そして痺れた。
主に通勤時、横浜線の中で読んだのですが、いつもより余計に グウァン・グワン電車が揺れていました。
作家の気迫。悲しいまでに本気でこのテーマと向き合って、それは、何か
こう、つまり、どうして、そこまで、まるで、、、 まるでこのお話の主人公や白川まな子のよう。
You gave us a great vision ,thank you . Thank you for your post card. I think I will see you in near future.
で、wikipediaで調べたら、女性作家さんなんですね。
てっきり男性とばっかり思ってました。
(でもそう聞くと、最初のプロットなんかは女性っぽいのかな?)
非現実的な内容なんだけど、へんにてらい過ぎてもなくて、ストーリーも面白い。
ラストも清々しくて、読後感も良いですね。
とりあえず5点満点でよろしいのではないでしょうか。
いちだんと地に足が着いて、地中深くまで太い根っこがのびた感じ。
「まるでSFを読んでいるみたいだなあ」と思い、「そうかSFなのか」と途中で気づく。
人間とガンの闘い。
医療。宗教。代替療法。電磁波を感知して執刀する外科医。手首を切る少女。病院で死ぬということ。
田口ランディの書きつづけているテーマのいくつかが、この小説に昇華しているという印象を受けた。
読んでいる間、死はわたしのすぐ隣にあった。
田口ランディの文章は、わたしたちがふだん避けて考えないようにしている問題を、容赦なく正面から突きつけてくる。
あなたはいつかこの世での生を終える。
それまでのかぎられた時間を、あなたはどう過ごす? 何をえらぶ?
どうやって、旅立つ?